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菊池大麓 (きくち・だいろく)
1855-1917
箕作秋坪の二男として生まれ、父の実家菊池家を継ぐ。幕末から明治初期にかけて二度イギリスに留学、ケンブリッジ大学を首席で卒業した。帰国したのち、東京大学に数学科を創設。彼の刊行した『初等幾何学教科書』は明治から大正にかけて教科書として使用され、「菊池の幾何学」は有名となった。東京・京都の各帝国大学総長、文部大臣を歴任。