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岸本東民 (きしもと・とうみん)
1820(文政3)-1872(明治5)
東南条郡押入村(現在の津山市押入)の大庄屋岸本佳十郎の二男。和気郡北方村(現在の吉井町)の医師明石退蔵に医学を学び、その後金川の難波抱節に産科を学ぶ。父の死去により帰郷して開業、また私塾も開いた。1864(文久2)年には長州征討に従軍、その際の日記が残っている。 押入にある墓碑