津田真道 ― オランダで法学を学び、明治政府の法律を整える ―
津田真道 1829(文政12)-1903(明治36) |
津山藩の料理番の家に生まれるが、幼少時から学問を好み、家業を嫌って江戸に出る。箕作阮甫・伊東玄朴に蘭学を、佐久間象山に兵学を学ぶ。蕃書調所の教授手伝となり、1862(文久2)年に西周らとオランダに留学。帰国後、明治政府に出仕した。また、明六社に参画し、明六雑誌に種々の論文を発表。元老院議官を経て、衆議院議員・貴族院議員に当選、法学博士を授けられ男爵となった。 |