宇田川榕菴
宇田川榕菴 1798-1846 |
大垣藩医江沢養樹の長男で、宇田川玄真の養子となる。幼少より博物学を好む。『植学啓原』・『舎密開宗』などを著し、日本における近代科学の確立に多大な貢献を果たした。また、西洋音楽理論や音声学など蘭学研究の範囲は広く、コーヒーを日本に紹介したりもしている。幕府天文台の翻訳員としてショメール百科事典などの翻訳にもあたる。シーボルトが江戸に来た折に親しく交流している。 |