石井信義 ― 大阪医学校の校長などを歴任 ―
石井信義 (いしい・のぶよし) 1840(天保11)-1882(明治15)
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勝山藩医石井宗謙の長男として現在の勝山に生まれる。幼少時から聡明で、父に従って江戸に出、箕作阮甫、松木弘庵に蘭学を学んだ。後、蘭学修業のため長崎に赴き、ついで大坂の緒方洪庵の適塾で学び、塾頭も務めた。父宗謙の死去にあたり家督を継ぎ、勝山藩の江戸詰医師となる。明治維新後は医学校の教官、大坂医学校および病院の官長などとして活躍した。訳書に坪井為春と共著の英医タナ―著の内科書『丹氏医療大成』等がある。
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