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久原茂良 (くはら・しげよし)
1858(安政5)-1927(昭和2)
津山藩医久原洪哉の二男。兄は久原躬弦。東京帝国大学医学部を卒業後、順天堂病院で臨床研究を積み、またドイツ語も学んで、内務省医術開業免状を受けた。帰郷して津山二階町の自宅で開業。岡山地方衛生会委員、苫田郡医師会初代会長などを歴任、地方医療に貢献した。彫刻家久原濤子は彼の娘。