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箕作省吾 (みつくり・しょうご)
1821-1847
奥州水沢藩士佐々木秀規の次男。江戸に出て箕作阮甫に入門、才能を認められて阮甫の娘ちまを娶り、養子となる。地理学に秀で、『新製輿地全図』・『坤輿図識』を著し、幕末の世界知識の啓蒙に寄与するが、26歳という若さで病没した。彼の著書は吉田松陰・坂本龍馬・桂小五郎ら幕末の志士に多大な影響を与えた。 『坤輿図識』 弘化2年(1845)刊 数種のオランダ地理書を基にして刊行した世界地誌