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宇田川玄真
(うだがわ・げんしん)
1769-1834
伊勢の安岡家出身。当初は杉田玄白の養子となったが、離縁され、後に宇田川家の養子となる。幕府の天文台の翻訳員としてショメール百科事典の翻訳に携わった。江戸時代のベストセラー医学書『醫範提綱』のほか、『和蘭薬鏡』、『遠西醫方名物考』などを著した。江戸において「蘭学中期の大立者」と称された。